お仏壇はその商品の特性から見ても、頻繁に購入をする代物ではございません。
金額は高額であるし、種類も多くて何を買えばいいのか、非常に悩ましいことでしょう。加えて、そこに詳しい人がいるわけでもなくいきなりお店へ行っても納得する前に決まってしまうのではと不安になってしまうのではないでしょうか。
ここでは、皆様のそんな不安や疑問が解消されるように、初めてお仏壇や仏具をご購入されるお客様へ向けたことをまとめました。
皆様にとって、不安や疑問が解決して有意義なものとなりますように。



目的別に内容をチェック!





☆ お 仏 壇 選 び の ポ イ ン ト


01ご自宅に最適な種類をチェックしましょう

~ 仏 壇 の 種 類 ~


~ 設 置 場 所 ~


02材質・色合いなどを決めましょう!


仏壇に使われる材質には様々なものがあります。 仏壇だからすべて一緒、というわけでなくそれぞれ仏壇の種類によって相性が良いものなどもあり、それにより品質も異なってきます。 ※これらは一例です。


仏壇には、実に多くの材質が使われていることに驚いた方もいるのではないでしょうか?大切なものだからこそ、こだわって選びたいものですね。

■色合いについて
それぞれの仏壇によって色合いや素材も変わってきます。
唐木仏壇で言えば黒⇒黒檀、 赤⇒紫檀、黄⇒欅や屋久杉が主に使われているでしょう。
主にこれらは黒檀⇒重厚で威風堂々な強み、欅⇒明るく木目が綺麗なものが多い、紫檀⇒暗すぎず明るすぎず、ちょうどいい綺麗な色味と認識するといいでしょう。

モダン仏壇では、唐木仏壇とは異なり、洋風な色合いが多いです。
ダークブラウン、ブラウン、ライトブラウンなど茶系の濃淡な色合いが多く、中には艶のあるワインレッドやブラック、ホワイトなどのカラーもあります。

03予算を決めましょう!


先で説明をしたとおり、仏壇には様々な種類がありその仏壇によって金額の幅も違うため、一概にいくらぐらいが目安というのを示すのは難しいです。そのため、ここでは一般的に紹介した仏壇がどのくらいの相場で販売されているかをご紹介いたします。


04決まったらお店で現物を見てみましょう!


ご自身でこのような仏壇がいいというイメージが湧いたら、実際にお店へ行ってみましょう。部屋に置ける大きさか、実際の色合いは自分のイメージに沿ったものかなどこれ以外にも確認することは多いですが、それだけ高い買い物にもなりますので確認は慎重に。
当店では、ただ売っているものを紹介するものではなく、お客様のご希望をお伺いし寄り添って隅から隅まで満足いただけるよう、徹底した接客を心がけておりますので、ご来店いただき何なりとお申し付けください。

◆お仏壇に関するコラムはこちら






☆ お 位 牌 選 び の ポ イ ン ト

お位牌は、故人様の霊魂が宿る依代(よりしろ)とされる仏具とされています。
それだけにお仏壇と同じくらい、重要なものとされていて、
お位牌には『戒名』や『没年月日』などを刻みこみ、様々な仏具と共にお仏壇にお祀りをします。

まずはお位牌についての事も含め、選び方や刻む内容など、ご説明していきます。


Q1.お位牌とは?
A.大切な亡き方そのものです。

お位牌の源流は、古代中国における儒教の祭祀具、古代日本における神が自然物に宿る依代(よりしろ)とされます。
つまり、お位牌は亡き方やご先祖の魂が宿るものであり、大切な亡き方やご先祖様そのものと言えます。

ある時にはあなたの悲しみと共にあり、またある時にはあなたの喜びと共にあるのがお位牌なのです。

私たちは、そのお位牌に心を寄せ、お祈りすることで亡き方とのつながりを感じることが出来るのです。

Q2.宗派によっての違いは?
A.正式には違いがあります。

浄土真宗や神道においては基本的に本位牌をお祀りしません。

浄土真宗では法名軸や過去帳、神道では霊璽がそれにあたります。
ただし、お寺様やお神主様によってお考えが異なる場合もあります。

Q3.いつまでに用意をするの?
A.四十九日までです。

仏教では亡くなられてから四十九日目までに生まれ変わりをすると考えます。
葬儀・四十九日の時は『白木の位牌』を使用するのですが、これはあくまで仮の位牌になります。四十九日までの間が「白木位牌」、そして生まれ変わった後のシンボルが「本位牌」ということになります。

「白木位牌」は穢れ(けがれ)を嫌うために「白」であると同時に、白木であるために変色するなど移ろいやすいものです。一方で、「本位牌」は永遠性を象徴するものです。

四十九日法要を終えたら、仮の位牌から新しい位牌(本位牌)へお性根を移し替えましょう。


01お位牌購入前の確認事項


◆ご先祖のお位牌の有無
お位牌がある
ご先祖様のお位牌の大きさが基準になります。
ご先祖様のお位牌と同じ大きさ、または一回り小さい大きさがお勧めです。
特にWEBやHPなどではサイズの掲載はあるものの、寸法の表示は『〇寸』などの表示になります。
日常生活でもあまり見慣れない単位になるかと思いますので、不安な方は高さなども必ずメモしておきましょう。

お位牌がない
お仏壇の大きさや形状でお位牌のサイズが異なります。
ご用意されたお位牌がお仏壇の大きさに合わないようなことがあっては大変ですのでご注意ください。

◆お位牌の種類を決めましょう

お位牌には様々なデザインがあります。 特に、絶対にこうでなければならないという決まりはありませんが、お位牌は故人様の象徴となる存在のため、故人様の生前の人柄・イメージに合わせて選びましょう。
またお仏壇の雰囲気に合わせたり、既にあるご先祖様のお位牌に合わせていただいても問題ございません。

◆国産と海外製の品質について
近年、急激に安価な海外製のお位牌が増えてきています。確かに値段は日本製のものよりとても安いですが、下手に選んでしまうのは大きな間違いです。
海外製のお位牌は国産のように品質にこだわっているわけでなく、コストを優先させて製造しているため、
制作過程に十分な時間と労力をかけておらず低品質なものが多いが出回っています。
その結果、月日の経過とともに商品の劣化が目立ってしまうことになります。

なお当店で取り扱いのお位牌は、国産品にこだわり国内トップメーカーの会津塗り商品などを多数ご用意しておりますのでご安心ください。

金の違い 金沢産の本金箔・本金粉を使用していますので、色が変色する事なくいつまでも美しい輝きを失うことはありません。
木地の違い 反りや割れが発生しないように、十分に乾燥させてから、職人の手により加工や彫刻を施していきます。
塗りの違い 塗り職人が真心込めて一本一本造りますので、光沢、質感、仕上げは比較にならない出来栄えです。

02お位牌の種類を決めましょう。


お位牌もお仏壇のように様々な種類がありどれを選べばいいか分からないということもありますが、大きく分けると以下の2種類からお選びいただくことになります。
たとえば金仏壇・唐木仏壇であれば『伝統型』、モダン仏壇であれば『モダン型』を選ぶといいでしょう。



03お位牌に何を書けばいい?


お位牌に刻み込む情報は、間違えてしまうと直せないため必ず確認をしてから注文をすることが大事です。
口頭だと意思疎通の間違いなどが発生してしまう可能性もあるため、写真・メモなど必ず形が見えるもので依頼をしましょう。

①故人様の戒名
「戒名(かいみょう)」とは、仏様の世界における故人様の新しい名前のことを指します。
※浄土真宗では「法名(ほうみょう)」と呼ばれます。

現在では亡くなられた後に菩提寺から授けられる形が一般的です。

②俗名
「俗名(ぞくみょう)」とは、故人様の生前のお名前を指します。本来は「戒名」との対角にある言葉で、仏門に入る前に名乗っていた名前のことを意味していました。 お位牌に記す際は、「俗名」の文字を頭に入れその下にお名前を記す形(例:「俗名 太田 太郎」)が基本です。

③没年月日
「没年月日」とは、故人様が亡くなった月日を指します。基本的には白木位牌に書かれている通りに書き写しますが、月日の前後に「寂」や「没」といった漢字が書かれている場合には、本位牌を作る際は省く形が一般的です。

④享年
『享年』というのは、仏様から享(う)けた命の年数であり『仏様から享けていた命の年月』を指す言葉です。
享年=年月を指す言葉なので、本来は『享年〇〇』とするため、改めて『~歳』と表記する必要はないのですが、実際のところは『享年〇〇歳』とすることがほとんどです。

◆お位牌に関するコラムはこちら





☆ 仏 具 の 種 類 と 用 途

~ 仏 具 の 種 類 ~
450仏具には「供養のための道具として程よくそろった、仏に仕える道具」といった意味があります。
仏具は日々のお供えで仏様やご先祖様に感謝の気持ちを表すための大切なツールとなり、ご遺族の想いを伝える媒介物と言えます。
具足とはお仏壇にお祀りする仏具一式を指します。
具足は一般的に多くが「三具足」から始まり、仏具が増えていくことによって「五具足」「六具足」となっていきます。
仏壇に祀る仏具の基本は、『三具足』と呼ばれる花立・火立・香炉です。
さらに花立と火立をひとつずつ加えたものを五具足といい、この三種類の仏具が全ての宗派の基本となります。

― 位 牌 ―


故人の戒名や姓名などを記したもの。その起源は古くは古代インドまでさかのぼります。
古代インドでは、『ストゥーパ』というお釈迦様の遺骨を納めた仏塔が建てられており、やがてインドから中国に伝わったときに《ストゥーパ⇒卒搭婆(そとば)》と音訳されたのです。
卒搭婆には戒名や没年月日などを書かれ、故人を供養する長い板と変化しました。そこから仏教と儒教の風習が日本に伝えられて合わさり、位牌の文化が生まれたといわれています。

~ 仏 具 の 役 割 ~

茶湯器

茶湯器

お水やお茶を入れてお供えする器のことで、
茶器(ちゃき)とも呼ばれます。
毎朝、茶湯器にお水かお茶を入れてお供えをします。
お参りをした後に茶湯器を下げて、そのまま洗い流します。
故人への想いや飲み物に困らないことを感謝する気持ちから
茶湯器を使う方もいらっしゃいます。

仏飯器・仏器膳

仏飯器

ご飯をお供えするために盛りつける仏具のことで、
浄土真宗では仏器(ぶっき)と呼びます。
朝食の前に炊いた最初のご飯を、仏飯器によそってお供えします。
食べ物をお供えすることは仏様とご先祖様に生命の恵みを感謝する気持ちの表れですので、いつでも心を込めてお供えすることが大切です

お鈴

お鈴

音を鳴らす仏具のこと。
鈴や輪(リン)、鐘(しょう)、?(ろう)とも呼ばれます。
澄み切った音色が邪念を払って、
周囲を清浄にするという意味があります。
お寺様が読経をする際、リンを鳴らして調子を取るのに使われます。

供物皿

供物皿

盆棚(精霊棚)や祭壇・仏壇などにお供物をお供えするときに使う
便利な丸型の供物台です。
お盆やお彼岸・法事でお菓子や果物などを
お供えするのに最適です。
お供え時には半紙や懐紙など敷紙を敷いてお供えすると良いでしょう。

お 仏 壇 へ の 飾 り 方
お仏具をお仏壇などに美しく厳かにお飾りすることを、荘厳(しょうごん)と呼びます。
お仏具がお仏壇に荘厳された状態は「お浄土(仏様の世界)」を表すと言われ、この考えはどの宗派にも共通しています。
お仏壇の飾りは宗派により変わります。またお仏壇のサイズやデザインによっても内部の空間が異なり、収まるお仏具の数はかわることがあります。
お寺や地域によりご本尊、脇仏以外にもお飾りもかわることもありますので、事前にお寺へ確認をすると安心でしょう。

ご本尊

ご本尊

仏教寺院や各家庭の仏壇などに、最も大切な信仰の対象としてお祀りされる仏・菩薩などの「彫刻品(仏像)」や「掛け軸」のことです。
掛け軸には仏や菩薩などの絵画、その他に曼荼羅や各号などがあります。
仏教の教えの具体化された形としてお仏像は作られたといいます。

 ご本尊の並べ方 


▲モダン仏壇に仏具を設置した例になります。



また、購入したご本尊・位牌は仏壇に安置する前に、菩提寺で魂入れをしていただきます。 仏壇店などで購入した仏像は、菩提寺の住職に「魂入れ(たましいいれ)」をしていただく必要があります。 魂入れは、宗派によって「お性根入れ」「入仏式」「入魂法要」とも呼ばれる開眼供養(かいげんくよう)の事です。 この魂入れをすることで、ただの彫像や絵であった仏像・掛軸をご本尊にした状態で仏壇にお祀りします。

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